リクエストがありましたので、オーディオ関係いきましょうか!
さて、このオーディオなんですが種類が多いため“ライブサウンドシステム”に限定してご紹介します。とは言え、オーナーが知らない内容なんてそんなにあるものではないので、ダイアグノーシスの内容を記載しておきます。(有事の際、役に立てばいいけど)
そうそう!“ライブサウンドシステム”って各機器をLANで繋いでいるんですって。知ってました?

■オーディオ関係
2DINサイズ カセット・CD一体型AM/FM電子チューナー
  • 後付け部品(CDチェンジャーなど)の接続方法にAVC-LAN*を採用し、システム拡張性に優れたものとしました。
  • チューナー本体および接続機器異常時に異常コードを表示する、ダイアグノーシス機能を採用しました。
*(Audio Visual Communication-Local Area Network)
 
●ダイアグノーシス起動
オーディオ電源OFFでACC ON時、チューナー選局メモリーボタン1と6を同時に押しながら「CD」ボタンを3回押すことにより、ダイアグノーシスモードに移行します。
また、ダイアグノーシスモード時に「CD」ボタンを2秒間押すかACCをOFFにすると、ダイアグノーシスモードを解除します。

●LANチェック
ダイアグノーシスモードが起動するとLANチェックモードとなり、チューナー表示部にチューナー本体および接続されている機器をコードNo(物理アドレス)で表示します
表示はコードNoが小さい順に行い、表示コードNoの切り替えは「TUNE up」または「TUNE down」ボタンで行います。
なお、LANチェックモード時に、チューナー選局メモリーボタン5を2秒以上押すと各機器のダイアグメモリが消去され、消去が完了すると再びLANチェックモードに戻ります。
コードNo 190・・・・・・・・・・・ラジオレシーバー
コードNo 360・・・・・・・・・・・CDチェンジャー

●システムチェック
LANチェックモード時に、チューナー選局メモリーボタン1を押すとシステムチェックモードに移行し、チューナー本体および接続機器の自己診断を表示します。
表示はコードNo(物理アドレス)の小さい順に、コードNo(物理アドレス)→ダイアグコード→ダイアグコードの補助コード(対象機器)の順序で行います。
システムに異状がない場合には「00」を表示します。また、異常コードがある場合には1つのシステムについて最大6個まで表示を行い「TUNE up」または「TUNE down」を押して表示を切り替えます。
また、システムチェックモード時に、チューナー選局メモリーボタン6を押すとLANチェックモードに戻ります。

ダイアグコード一覧
ラジオレシーバー
診断項目診断内容コードNo
送信異常 補助コードの示す機器と連続して通信に失敗した。 D1
定期通信無応答 補助コードの示す機器と連続して通信での接続の確認ができない。 D2
ダイアグ無応答 補助コードの示す機器へのダイアグ要求に対して応答がない。 FF
ROM異常 マイコン内部のROMが異常。 21
RAM異常 マイコン内部のRAMが異常。 22
AMチューナー異常 AMのチューニング動作が完了しない。 41
FMチューナー異常 FMのチューニング動作が完了しない。 42
カセット異常 カセットが異常。 50
カセット
イジェクト不良
カセットのローディングまたはイジェクト動作が完了しない。 51
CD異常 CDが異常。 60

CDチェンジャー
診断項目診断内容コードNo
送信異常* 補助コードの示す機器と連続して通信に失敗した。 D1
定期通信異常 補助コードの示す機器からの接続確認の指示が受信できない。 D4
ROM異常 マイコン内部のROMが異常。 21
CDCH異常 CDが異常。 60
CDCH
イジェクト不良
マガジンのイジェクト動作不良 61
DISC裏・傷 ディスクを裏で挿入し、またはディスクに傷や汚れがある。 62
CDCHピックアップ
温度検知*
CDCHのピックアップの温度が上昇した。 63
CDCH
過電流検知*
CDCHに過剰に電流が流れた。 64
CDCHトレイ
挿排異常*
CDCHトレイの挿排動作不良。 67
CDCH
エレベーター異常
CDCHエレベーター動作不良。 68
CDCH
クランプ異常*
CDCHのクランプ動作不良。 69
*:CDチェンジャーのメーカーによって未表示の場合があります。

●ダイアグメモリ
LANチェックモード時にチューナー選局メモリーボタン2を押すとダイアグメモリモードに移行し、チューナー本体および接続機器の過去に行った自己診断の結果を記憶・表示します。
表示はダイアグメモリに移行した時点の定期通信番号を表示した後、コードNo(物理アドレス)の小さい順に、コードNo(物理アドレス)→異常発生時の定期通信番号→ダイアグコード→ダイアグコードの補助コードの順序で行います。
システムに異状がない場合には、「00」を表示します。また。異常コードがある場合には1つのシステムについて最大6個まで表示を行い、「TUNE up」または「TUNE down」ボタンを押して表示を切り替えます。
なお、各診断コードはシステムチェックと同様です。
また、ダイアグメモリーモード時に、チューナー選局メモリーボタン6を押すとLANチェックモードに戻ります。

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