MLで話題になっていましたので、ちょっと調べてみました。相変わらず役に立ちそうにないですね。 基本的に2種類のワイヤレスドアロックが存在します。ひとつは1998/01のマイナーチェンジ後、ロイヤルラウンジに標準装備となった、キーホルダータイプ。もうひとつは以前よりオプションとして設定のあった、キータイプとキーホルダータイプです。この標準装備品とオプション設定品の大きな違いは、アンサーバック機能*の有無です。 オプション設定品にはキータイプ、キーホルダータイプ共にアンサーバック機能が付いています。悲しいかな、ロイヤルラウンジ標準品には、アンサーバック機能は付いていません。 *アンサーバック機能 送信機より発信される電波により、全てのドアがロックされたことを車両のホーンが短く鳴ることにより確認できる機能。 |
■ワイヤレスドアロックリモートコントロール(標準装備品)
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(1)通常作動 トランスミッターの送信ボタンを押すことにより、全ドアのロック・アンロックを行います。 (2)オートパワーOFF機能 トランスミッターの送信ボタンを押し続けても約20秒後に自動的に送信作動を停止します。 (3)オートロック機能 トランスミッターの送信ボタンを押して全ドアのアンロックを行った後、30秒以内にドアを開けない場合、またはドアがロックされない場合、自動的に全ドアをロックします。なお、オートロック機能は下記の条件のいずれかが成立すると作動しません。 ・いずれかのドアを開けた場合。 ・イグニッションキーシリンダーにキープレートを差し込んだ場合。 ・電気式ドアロック(マニュアル作動用・キー連動用)でロック作動を行った場合。 ・トランスミッターによるロック作動を行った場合。 なお、トランスミッターからアンロック信号を受信するたびに30秒タイマーはキャンセルされ、再度カウントします。 (4)チャタリング防止機能 ドアコントロールレシーバーに最初に送られてきた識別コードを受信すると、引き続き送られてくる識別コードには作動せず、その後約0.5秒以上の送信ブランクかあるまで受信を停止し、チャタリングを防止します。 (5)識別コード登録機能 ・識別コード登録機能には、書き換えモード・追加モード・確認モード・禁止モードの4種類があり、識別コードは最大4種類まで登録可能です。 ・書き換えモードは、登録済みコードをすべて消去し、新しく受信した識別コードのみを登録するモードで、トランスミッターまたはドアコントロールレシーバー交換時に使用します。 ・追加モードは登録済みコードを残置し、新しく受信した識別コードを追加するモードで、トランスミッター追加時に使用します。なお、登録コード数が4種類を超えた場合には最初に登録したコードから順に消去します。 ・確認モードは、識別コードが何種類登録されているか確認するモードで、追加登録時の登録済みコード数の確認などに使用します。 ・禁止モードは、登録されているすべての識別コードを消去し、トランスミッターによる作動を禁止するモードで、トランスミッターを紛失したときなどに使用します。 (6)セキュリティー機能 ドアコントロールレシーバーは、自車の識別コード以外のコードを10分間に10種類以上受け付けると受信作動を停止し、自車の識別コードを含めすべての受信を受け付けなくなります。また、10種類未満の状態で自車の識別コードを受信すると、それまでのコードのカウントをクリアし、引き続き受信作動を行います。なお、受信作動禁止後は下記の条件のいずれかにより受信を再開します。 ・ドアコントロールスイッチ(キー連動用)によりアンロックした場合。 ・ドアを開けた場合。 ・イグニッションキーシリンダーにキープレートが差し込まれた場合。 (7)ドア開時の受信停止機能 いずれかのドアが半ドアまたは開いている場合は、ロック・アンロック作動を停止します。 (8)キー抜き忘れ防止機能 イグニッションキーシリンダーにキープレートが差し込まれている場合は、識別コード登録機能を除きすべての作動を停止します。 (9)繰り返し機能 ドアコントロールレシーバーがロック信号出力後、出力信号に応じたロック検知信号を受信できなかった場合、約2秒後に再度同様の信号を出力します。 |
■ワイヤレスドアロックリモートコントロール(オプション品) 基本的には標準装備品と同じです。相違点はアンサーバック機能の搭載の他、ドアコントロールレシーバーが運転席下部に設置されます。それとキーホルダータイプのトランスミッターは電池交換ができません。よって電池が消耗した場合は、トランスミッターごと新品に交換する必要があります。寿命は約3年間(10回/日使用の場合)です。その際、新たにドアコントロールレシーバーに識別コードを登録してやる必要があります。 その登録方法ですが、標準装備品とオプション品では方法が異なります。両者とも登録方法は解析済みですが、複雑なため割愛させていただきます。決して隠しているわけではありませんので、どうしても知りたいと言われる方は遠慮なくお申し出ください。そっとお教えします(笑)なお、標準装備品は4個、オプション品は3個までトランスミッターを追加できる仕様になっています。 |