ワイヤレスドアロックが3型より、細かいところで変更されているようですから、詳細を調べてみました。
【機構説明】
- ワイヤレスドアロックリモートコントロールにブザー吹鳴機能・イルミネーション機能を追加するとともに、セキュリティ機能を変更しました。
- ドアコントロールレシーバーはチューナー機能のみとし、従来ドアコントロールレシーバーに内蔵されていた処理回路はインテグレーションリレーに移設しました。なお、作動は基本的に従来と同様です。
- トランスミッターは、キーホルダー2ボタンタイプからキー一体1ボタンタイプに変更しました。
(1)システム概要
従来は、ドアコントロールレシーバーが微弱電波(識別コード)を処理回路で判別してロック/アンロック信号をインテグレーションリレーに出力していましたが、今回採用のシステムは、識別コードの判定および登録をインテグレーションリレーが行うため、ドアコントロールレシーバーは受信回路(含む内蔵アンテナ)のみ内蔵されています。
(2)機 能
- ブザー吹鳴機能
ロック時に1回、アンロック時に2回ブザーを吹鳴します。
- イルミネーション機能
アンロック作動後にイグニッションキー穴照明などを約15秒間点灯します。
- セキュリティ機能
トランスミッターに記憶された送信ボタンの暗号とドアコントロールレシーバーにカウントされている暗号の照合により、作動するローリングコードを使用したセキュリティ機能を採用しました。
- ダイアグノーシス機能
イグニッションスイッチをON-OFFすることによりダイアグモードに移行し、ブザーの応答で診断する機能です。
(3)構 造
- ワイヤレスブザー
フェンダーインナーパネルの運転席側に取り付けました。
- トランスミッター
ロック/アンロックボタンを操作すると、点灯するインジケーターランプを採用しました。なお、インジケーターランプが点灯しなくなると、バッテリー切れとなります。
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